初心者。 その3

初心者。 その3

JOURNAL

またまた引き続きになりますが、今回も自己紹介を兼ねて自分自身のことを書きます。

今回は「キャリアのリセット」について。

前回、「18年間サラリーマンだったが、あることがきっかけで新たな道へ進んだ」と書きましたが、そのことを少し掘りさげて書きます。

▶︎ 前回の記事 「初心者。その2」

誰かに教わったわけではありませんが、働くことはつまりサラリーマンになることで、サラリーマンといえば、キャリアを積み重ねていくことがマスト。そうすれば40歳を過ぎたあたりから管理職やエキスパート職の道へと進み、そして定年まで安定した人生を過ごすことができる。

サラリーマン人生とはそういうものだと思っていて、そのキャリアプランを疑うこともなく毎日を過ごしていました。むしろ、その積み上げたキャリアは絶対に崩れないよう細心の注意を払う。おそらく多くの人が同じ考えだと思いますが、無意識にそんな概念をもって生きていました。

しかし、コロナ禍がきっかけで働く環境と人の意識がガラリと変わった時に、あることがきっかけでその考えに少しだけ違和感を感じるようになりました。

当時はこんなことをいつも考えていました。

「いつの日か突然、会社にとって必要のない人材になり、会社が用意した世の中に提供する商品やサービスを失った時、自分は生きていけるだろうか。」

サラリーマンしか経験したことのない自分に少しだけ不安を感じ、現状を変えてみた方がいいなと思い、そこから何か手に職をつけようと行動し始めました。

当時は全く興味も関心もなかったのですが、自分のまわりにエンジニアの仕事をしている人がおらず、エンジニアはレッドオーシャンと言いながらも意外と人材不足なのではないか、そして少し勉強してみたら意外に面白い、そう考え感じたことがきっかけで、プログラミングを学び始めるようになりました。

キャリアを振り出しに戻してみて思うことが2つ。

ひとつは全く後悔していません。

手放したものや不安や悩み、もちろんたくさんあります。でもそれ以上に得たものや取り戻したもの、未来への希望、自分への期待、たくさんのことに気づきました。後悔どころか人生で最善の選択だと信じてます。

そしてもうひとつは、キャリアとは一体なんだろう、ということ。

必死に履歴書の学歴や職歴がキラキラするように学歴社会を生き抜いて、必死に歯を食いしばって朝から晩まで働いて、それでたくさんお金をもらうことは幸せだったんだろうか。パワハラに耐えてまで、なぜキャリアが崩れることを恐れていたのだろうか。

人生が山あり谷ありだと信じて勝手な妄想をすると、どれだけ順風満帆に生きた人でも、必ずいつか壁にぶつかり、谷に落っこちそうになる時がくると思います。

それなら、一度自分でリセットしてみる、というのが自分の考え方。

リセットして、また初心者になって、一からコツコツとスキルを積み重ねて。

それを繰り返していくことで、気がつけばスキルが積み重なり、ハイブリッドで希少な存在になれるのではないか、そう信じています。

人生の後半戦でキャリアをリセットし、新たなスキルを身につけた自分の人生。

これから先の人生で、これまでの何倍も人の役に立ち、何倍も人に感謝をされる人生でありたい。

そう願いつつ、コツコツと、諦めずに、謙虚に、丁寧に、生きていこうと思います。

ちなみに今回の写真は、サラリーマン時代に撮影したあるマンションの、現場から見た景色。サラリーマン時代に多くの経験をし、多くのことを見聞きできたことが、今に生きているとよく実感し、感謝しています。